東吾妻町について
東吾妻町(群馬県)
主要産業:農業、観光関連業、商業、製造業
人口:15,316人(H26年9月1日現在)
面積:254k㎡
URL:
http://
www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/
町花:スイセン
町木:ケヤキ
町鳥:キジ
東吾妻町役場:〒377-0892 群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町 594-3 TEL0279-68-2111
■ 町章 および キャッチフレーズ
住民が誇りを持って暮らすまち《 町章 デザインの趣旨 》
東吾妻町の「ひ」をモチーフに、吾妻川沿いにひらけた新しい町をイメージし、上部には町内を東西に流れる吾妻川や、自然の息吹をイメージさせる「波」が組み合わされ、青空や明るい未来をイメージさせる「ブルー」を基調としています。
【沿革】
明治22年の「明治の大合併」、昭和30年代の「昭和の大合併」を経て、平成18年3月27日、「平成の大合併」により吾妻郡東村と吾妻町が合併し東吾妻町が誕生しました。
【地勢】
東吾妻町は、群馬県の北西部にある吾妻郡の東南に位置しており、北は中之条町、西は長野原町、東は渋川市、そして南は高崎市に接しています。 面積は約254平方キロメートル、東西28キロメートル、南北16キロメートルです。
上毛三山のひとつ「榛名山」の北麓に位置し町域には岩櫃山や浅間隠山などがそびえるなど、周囲には、1,000メートル級の峰々が連なっています。 名勝地吾妻渓谷を有する吾妻川をはじめ、温川、そこに流れ込む多くの渓流のほか、「日本名水百選」に選定された箱島湧水もあり、東吾妻町は水と緑に恵まれた自然環境の豊かな町です。
【歴史 ~ 東国文化の一拠点として栄えた東吾妻町】
鎌倉時代、この地を治めていた吾妻太郎助亮が建久年間(1190~99)、源頼朝の助言を受けを受け築城したとも、応永12(1405)年に斉藤憲行が築いた(加沢記)ともいわれる岩櫃城は、1.4平方kmで中世の城郭では県内最大級のもので、戦国時代、真田氏が吾妻郡を支配し、沼田城方面を攻略するための重要な拠点となっていました。
日本武尊の東征の折に、鳥居峠(或いは碓氷峠)で妻を偲んで「あずまはや」と嘆いたお相手は、弟橘媛(おとたちばなひめ)だというのが定説ですが、東吾妻町では別の神話が伝わっています。東国一の美女、上野姫(上妻姫)の美しさに心打たれた日本武尊は姫との間に子をもうけ、都へ帰る日に「吾妻や妹背(いもせ)と契る言の葉も これぞわかれの形見なるらん」の一首を残して都へ帰っていきました。途中信州との境の峠(今の鳥居峠)まで来て姫を偲び「あずまはや」(ああ、わが妻よ)と嘆いた、これが「吾妻」の語源…といわれています。町内には日本武尊が休息したという洞窟(仙人窟)もあります。
三島四戸(しど)地区には古墳が20基以上もあり、6世紀末から7世紀前半にかけての築造といわれ、円墳、横穴式古墳です。また、昭和10年の調査では原町で80基もの古墳が確認されており、周辺の市町村に比べて圧倒的な数と密度を誇っていました。東吾妻町は東国文化の中心地ぐんまの一拠点であったと推測されています。
中世から近世にかけて信州街道は、草津温泉への湯治客、善光寺への参詣客、北信濃への輸送等で中山道を凌ぐほどの活況を呈していました。街道の重要な要点だった大戸関所には、侠客・国定忠治の関所破りの物語、さらには関守であり上州一の分限者である加部安左衛門との逸話などが残っています。群馬吾妻の歴史を語るためには欠かせないのが東吾妻町です。
【産業・経済】
農業では以前はこんにゃくが基幹作物でしたが、価格の低迷などから近年、養豚、養鶏などの畜産が増加しています。また、野菜・花卉を中心に、りんご、ぶどうなどの観光農業も盛んです。 町の中央部を横断している国道145号(原町バイパス)には大型のスーパーが出店し、町内外からの買い物客で賑わっています。
【観光施設・公共施設等】
- 岩櫃ふれあいの郷(温泉センター、福祉センター、健康増進センター、コンベンションホール)
- 国民宿舎 榛名吾妻荘
- あづま温泉「桔梗館」
- 吾妻峡温泉「天狗の湯」
- あがつまふれあい公園
- 温川キャンプ場(4月下旬~9月下旬)
- あづま森林公園キャンプ場(4月下旬~9月下旬)
- ホタル保護地(箱島)
【名勝・旧跡】
- 吾妻峡(国指定名勝)
- 岩櫃山(町のシンボル)
- 岩櫃城跡(PDFファイルが開きます)
- 大戸関所跡
- 日本名水百選「箱島湧水」
- 潜龍院跡(武田勝頼公のために造成された御館跡)
【文化財】
【伝統行事・伝統芸能】
- 岩下祇園祭(7月)
- 原町祇園祭(7月)
- 麻ひき
- 松谷神社のささら師子舞
- 平五郎・高橋地区の百万遍
- 大宮岩鼓・矢倉鳥頭・菅原・持分・三島神社などの太々神楽
- 三島神社・畔宇治神社などの獅子舞(道中獅子)
- 箱島不動尊の例祭、甲波宿祢神社の御輿
【祭り・イベント等】
- 鳥追い(1月)
- 水仙まつり(4月)
- 原町安市(4月)
- 岩下祇園祭、原町祇園祭(7月)
- 東吾妻盆おどり(8月)
- 東吾妻ふるさと祭(9月)
- 岩櫃城忍びの乱(11月)
- 岩櫃山紅葉祭(11月)
- 大酉祭(12月)
【特産品・名物】
- こんにゃく
- イチゴ
- りんご
- みょうが
- 鶏卵
- 豚肉
- 切り花(水仙・スプレー菊)
- ニジマス
- 箱島のホタル
【気象】
気象条件は、標高差と複雑な地形により地域ごとに差があるものの、過去10年間の
平均気温は12.4℃、年平均降水量は1,359㎜、積雪は20㎝前後と年間を通し、比較的過ごしやすい気候風土となっています。
【国勢調査人口】
国勢調査人口一覧 区分 平成12年10月1日 平成17年10月1日 平成22年10月1日 人口 男 8,589 8,184 7,558 女 9,100 8,663 8,064 計 17,689 16,847 15,622 世帯数 5,489 5,581 5,519 構成比 15歳未満 14.2% 12.6% 11.0% 15~64歳 59.4% 58.3% 57.5% 65歳以上 26.4% 29.1% 31.5%
【人口及び有権者数】
人口及び有権者数一覧 区分
人口
有権者
男 7,633 6,493 女 8,160 6,907 計 15,793 13,400 世帯数 5,756世帯
※注 人口及び世帯数は、住民基本台帳(平成25年3月31日現在)に基づく数値である。
有権者は、平成25年7月3日現在の選挙人名簿登録者数である。
【土地利用の状況(平成24年度)】
土地利用の状況一覧 区分 割合 面積 農地 10.3% 2,609ヘクタール 宅地 2.1% 537ヘクタール 山林 62.1% 15,760ヘクタール その他 25.5% 6,458ヘクタール
【特色ある施策・事業等】
- 中学校統合関連事業(平成27年4月を目処に5校を1校に統合予定)
- 八ツ場ダム対策関連事業(ふれあい公園等整備)
- 防犯灯LED電灯化事業(500灯)
- 緑のふるさと協力隊事業
- 農地整備関連事業(基盤整備等)
- 有害鳥獣捕獲事業
- 東吾妻むかし道マウンテンバイクライド2013開催
- 地域開発事業(小水力発電導入調査)
- 岩櫃城忍びの乱(「忍び」をテーマにした複合イベント)
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