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森林セラピーと鹿沢園地、アサギマダラマーキング


休みたい人ここ数年、急速に「森林セラピー」という言葉を聞くようになりました。その背景には、ストレスが蔓延した現代社会が関係しているようです。現代人は多くの人の波にもまれて慌ただしく時間に追われ、そこから逃げることも戦うことも許されずに生活しています。緊張とストレスにさらされ続けた現代人は疲労困憊しており、心身の深いところまで行き届くような癒しと安息を求めています。“森林” の中で、“セラピスト”によるガイドや療法を受けることは、効果が期待されるストレス発散、健康回復法として注目されています。

森林浴しかし、「森林セラピー」は医学者や科学者によって科学的根拠を元に体系づけられたものとなっており、一般の方にとってはなんだか難しくてよく解らない、受けてはみたものの、いろいろと聞かされたり、健康診断や検査をされたりで、ますますストレスになってしまった…というケースもあるようです。

「森林浴」とは、人間と自然間を同調(シンクロ)させることで、誰もが持っている身体の恒常性(ホメオスターシス)機能を亢進させ、快適性を増進させること、です。


そしてその同調は、理論的、科学的な話を聞くよりも、心を静かにして感性を解き放ったり、意識を体のすみずみまで行き渡らせたりすることで可能となります。「樹木や森の声が聞こえる」ような感覚を得ることもあることでしょう。ぜひ、AAESの森林セラピストに身を任せて、 『本当の森林浴セラピー』 を体験してみてください。

アサギマダラ午後は、「渡り」をする不思議な蝶・アサギマダラのマーキング観察会を行います。浅葱色(あさぎいろ)の美しい模様を持つ大型の蝶で、上信越高原では7月後半から出現し、寒くなる前に風に乗り南国に渡っていきます。本州でマーキングされた個体が沖縄や台湾で再捕獲されることもあります。
ただし、アサギマダラに字を書いて可愛そうだと思う方は、無理してマーキングをすることはありません。ふわりふわりと優雅に飛翔する姿をのんびり鑑賞するのも、いいものです。

■ 森林浴セラピー と
  渡り蝶・アサギマダラマーキング体験

■イベント内容

玉だれの滝【日程】
 平成26年8月3日(日) 9時~14時半頃

【会場】
 [集合]
  鹿沢インフォメーションセンター
  (群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代 鹿沢園地内)
  TEL:0279-80-9119  場所はマピオンの地図
 [解散]
  棧敷山登山口駐車場
水辺のテラス
【プログラム】
 [午前の部]
  鹿沢園地自然歩道を歩き、森林浴セラピー体験
  (玉だれの滝~水辺のテラス~小さな湿原(昼食))
  ハーブティーのサービス有り
 [午後の部]
  車で棧敷山登山口まで移動~せんべい平まで移動し、
  アサギマダラマーキング体験

【対象】森林浴
 ハイキングできる方ならどなたでも参加できます。

【募集人数】  20名(先着順)

【参加費】  無料

【持ち物/服装】
 動きやすく汚れても良い服装、運動靴、飲み物、筆記用具、手袋、帽子、雨具、 ゴミ袋、お弁当

【主催】
アサギマダラマーキング 浅間・吾妻エコツーリズム協会

☆お申し込み方法
 以下のボタンよりオンライン申し込み画面へ進み、必要事項をご記入し送信してください。


☆お問い合わせ、お申し込みは
 〒377-0801 群馬県吾妻郡東吾妻町原町5103
 浅間・吾妻エコツーリズム協会 赤木道紘まで
アサギマダラ TEL/FAX:0279-25-7593  携帯080-5655-3009
 E-mail : infoアットマークecotourism.or.jp
 ※材料等の準備のため、キャンセルはなされませんようにお願いいたします。

★このイベントのPDFファイルチラシ
 20140803森林浴セラピー鹿沢園地とアサギマダラマーキング体験



■ 講師プロフィール

赤木 道紘(あかぎ みちひろ)

赤木道紘 1971年北海道生まれ、AAES理事長、あがつまエコツーリズム協会会長。2004年、吾妻郡内で初めて自然体験活動指導者養成講座(インタープリター養成講座)を開講。以降さまざまなセミナーを継続実施し、浅間・吾妻地区において多くの自然案内人を育成輩出している。

日本エコツーリズム協会「このガイドさんに会いたい100人プロジェクト」の一人。NHK早朝ラジオ「列島あさいちさん」群馬県リポーター。群馬県知事認定ぐんまの達人(自然案内)。森林インストラクター、グリーンセイバーマスター、2級樹医、森林セラピストなど。




古川 広樹(ふるかわ ひろき)

古川広樹1971年東京都生まれ。 少年時代を群馬県北軽井沢で過ごす。
クリスチャンである母の影響を受け、ポール・ラッシュ、アレクサンドル・クロフト・ショー、ウィリアム・スミス・クラークらに興味を持つとともに、宮沢賢治を敬愛。
過疎と財政難に苦しむ山村に暮らし、自然災害や巨大ダムに翻弄される山村の様子をまのあたりにするなかで、環境教育・自然学習の必要性を感じて現在に至る。
鹿沢(かざわ)インフォメーションセンター運営職員。自然公園指導員


■ 鹿沢園地、自然学習歩道、
  鹿沢インフォメーションセンターについて


鹿沢園地は、標高約1300m の上信越高原国立公園鹿沢高原にある、自然学習のための園地と歩道施設で、通年無料で開放している施設です。ベース基地となる鹿沢インフォメーションセンターには職員が常駐しており、付近の自然の様子や現在の山野草の開花状況などを知ることができます。

園地には2つの自然学習歩道があり、「清流の小径」では渓流沿いの自然が、「かえでの小径」では自然林の様子が観察できます。各歩道には地域の自然や文化を紹介する解説板が設置されているほか、広いテラス、ベンチ、あずまや、湿原ビオトープ、野草園などがバランスよく配置されています。

林床は笹が多く、生物多様性を感じさせる程の深い森ではありませんが、手を抜かず細部までデザインされている自然学習歩道(2009年土木学会デザイン優秀賞受賞)により、自然の中に人の文化が違和感なく調和しており、初めて森林散策する方でも安心して入林することができます。

鹿沢園地鹿沢園地

鹿沢園地鹿沢園地


■ 桟敷山とアサギマダラについて


桟敷山(1,931m)は、浅間・烏帽子火山群の山で、周囲にある小桟敷山(1,852m)、村上山(1,746m)と共に、数十万年前にできた溶岩ドームであると考えられています。
登山口の標高は1,600mで、山頂までの標高差は330m程。アップダウンのある登山道はスタスタ登ってしまえば約1時間半で山頂に到着します。ひと昔前にレンゲツツジ増殖の目的で大きく除間伐したために日光を好む植物が増え、そのためにヨツバヒヨドリの群落地になりました。草花の観察や展望所からの眺望を楽しみながら、ゆっくりと登山したい山です。

アサギマダラ(タテハチョウ科マダラチョウ亜科)は前羽が約5cm、羽を広げると約10cmにもなる大型の蝶で、薄い浅葱(あさぎ)色の斑(まだら)紋様の羽はステンドグラスを思わせるような美しさがあります。胸にも斑模様があり、これが名前の由来です。

幼虫はガガイモ科のキジョラン、カモメヅル、イケマ、フヨウランなどを食草とし、卵も食草の上に産みつけられます。幼虫の食草となるガガイモ科植物はどれも強い毒性を持ち、アサギマダラはその毒を取りこむことで敵から身を守っています。鮮やかな体色は毒を持っていることを敵に知らせる警戒色と考えられています。また、成虫のオスがよく集まるヒヨドリバナやフジバカマなどにも毒が含まれ、オスは性フェロモン分泌のためにもその毒を必要とします。

アサギマダラの成虫は長年のマーキング調査で、秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、または少数ですが初夏から夏にその逆のコースで北上している個体も発見されています。上信越高原では7月下旬から高地のヨツバヒヨドリに集まって吸蜜し、盛夏の花であるヒヨドリバナ、そして里山の秋の花・フジバカマと高度を下げ、フジバカマの終わる頃には上信越から南国へ飛んでゆきます。中には2,200kmもとんだ個体も確認されています。

2011年8月8日に嬬恋村棧敷山でマーキングされたアサギマダラが、148日間生きて翌年1月3日に鹿児島・喜界島へ1,200km飛び再捕獲されました。自然界における国内長寿に迫る記録です。

アサギマダラは羽化後ひと夏で死んでしまうので、南下するアサギマダラと北上するアサギマダラはそれぞれ別の個体です。マーキング調査によってアサギマダラの渡りルートは徐々に解明されつつあるものの、その生態は謎に包まれており、神秘の蝶です。

棧敷山アサギマダラ

アサギマダラ棧敷山展望所




 








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