バラギ湖ナイトウオーク(夜の自然観察)下見

夜のバラギ湖を下見中。小川の中を覗くと、小さな枝が動いています。これはトビケラの幼虫です。川の中に住むヤドカリの様な生き物。落ち葉などを切って筒状に組み上げた可携巣を背負っています。神秘的な生き物が活動してくれていました。

よく見ようと、水中から拾い上げた時に、可携巣がずるりと抜けてしまいました。この格好だと、あまり観察できません。諦めて水の中に戻しましたが、トビケラは丸まったまま動きません。擬死だといいのですが、私にはまるで、体が大きくなるにつれて自分の体の一部として作りまとってきた巣を取られてしまって、生きる気力を失ってしまった様にも見えました。このまま、死なれてしまうのはとても困ります。大丈夫かな…