来ました、これが「猪の口」と呼ばれるところです。驚きました、2010年6月4日に私が来た時にはここは一面のチャツボミゴケで覆われていたのです。水の流れが変わったのでしょう。つまり、チャツボミゴケは酸性水が十分に被る場所じゃないと成育できないということです。
落ち葉が湧き水の川に落ちると、それを結晶核として鉄鉱石が成長していきます。おお、大きな崩壊岩です。浦倉鉱山が閉山したのは昭和40年(1965年)、50年近く経っています。その期間でこの鉄鉱岩塊は形成されたのですから、鉄鉱床ができるスピードは思ったよりもかなり早いようです。