四阿山登山(林間学校)下見

まだまだ残雪が多いこの季節、7月後半の林間学校の下見にと、御担当の先生がお見えになり、四阿山をご案内しました。

野地平まで降りてはきましたが、実際、生徒様をここまで歩いて降ろしてくるための理由付けが難しいです。亜高山帯の、林床が笹ばかりの樹林帯を延々と歩かせて疲れさせるだけでは、学校行事として目的が十分では無い…ということです。ただし、野地平は嬬恋村観光商工課によりずいぶん再整備が進んではいました。

私としては、四阿山登山をやるための理由づけとしては、水源の山としての四阿山をクローズアップさせるべきだと考えています。真田氏の禁伐令もあったようですし、昔からどんなに渇水であっても四阿山の湧水だけは枯れず、そのつど救われてきた、バラギ高原の地下には関東最大の地底湖がある…などと聞きます。
「干俣諏訪神社の湧水」と「干俣のしみず」を飲み比べていただきました。T先生は、「干俣のしみず」の方がまろやかで気に入られたようでした。