六合村の民話(教育旅行にて)

千葉県のT中学校140名様の教育旅行で、キャベツの植え付け体験の代替プログラムとして、「六合村の民話」をお話させていただきました。

昔は、生きていくために必要なこと、人としてあり方、子供のうちに知っておくべき人として大切なことは、民話で語り継がれてきた、と山本先生は仰られます。携帯電話もゲームもない時代、囲炉裏に家族や近所の人達が集まって、長い夜をお話を聞いて聞かせて過ごした。そこでは人と人が触れ合い、地域の住民にとって有機的に関わりが生まれる場でもあったそうです。そういう場で、教育は行われてきました。今のように学校の先生達が、ただ教えてくれる教育ではなかった、と。

民話を聞くのは、ただ伝説の話を聞く、のではないのです。お話しの裏には教育、しつけ、地域の伝承など、さまざまなものことが含まれているのです。それを知った上で今、もう一度民話に耳を傾けることが重要なのです。