本白根山にて女子中学生120名を自然学習トレッキング 引率ガイド

今日は千葉県のW女子中学校林間学校120名様の本白根山登山ガイドです。120名様に対して12名のガイドがつくという、林間学校にしては大変丁寧に自然観察をしたいとお考えでいらっしゃいます。これはやりがいがあります。おまかせください!

しかし前日に雨が降り、生徒には学校の運動靴しか持ってこさせていないので、先生方はとても心配されていました。ぬかるみに足を取られて転び、怪我をする可能性を考えていたのです。

なんとかその気になっていただき、登山を実施することになりました。コースは予定の鏡池周回コースではなく、展望所で折り返し帰ってくるピストンコースです。

出発前に先生方から「おやつは何が良いか?」と質問されたので、思わず「アミノ酸」と回答したのですが、「ブドウ糖」を持たせていたのには感心しました。

ブドウ糖は私達が体を動かすエネルギー源として必要な成分で、特に脳はブドウ糖を基にして活動しているそうです。不足すると頭がボーッとしてきます。そういう状態だと、判断ミスを招いて事故が起こる可能性が高くなります。まずは、疲れたと感じた時はブドウ糖を摂取して「満足させた状態」にすることが先決です。

しかし、ブドウ糖は脳や筋肉の瞬発的なエネルギーや疲労回復には効果がありますが、長時間で効いてくるのはやはりアミノ酸です。筋肉や内臓に対して直接的に疲れを癒す効果があります。寝る前に飲むと翌日シャンとします。一番いいのは、両方を摂取することでしょうが、そもそも、自然観察学習トレッキングのレベルですから、ご飯だけで十分ではあります。