ドライフラワー喫茶エバーグリーンの高橋さん

JR吾妻線、万座鹿沢口駅の裏側にある壁画。この壮大な壁画が地域住民で描かれることになった背景には、一人の女性の、地域を愛する熱い思いがありました…

壁画プロジェクト構想を立ち上げたのはこの方、ドライフラワー喫茶エバーグリーンの高橋澄江さんです。万座鹿沢口駅を出て目の前の喫茶店です。店内には高橋さんがこれまで作ったリースがたくさん飾ってあります。

松ぼっくりを使った一般的なリースから、ヤナギ系の樹木の葉の裏側、白い部分を上手に使ったリースや…

左のリースは玉ねぎの皮を花びらに見立てました。バラの花などのドライは3ヶ月位で散ってしまうそうです。鮮やかな花のリースで保つためには花の時期に入れ替えをするそうです。

ペンペン草のリースは2〜3年前に作りました。緑色だったペンペン草も今はセピア色。花を入れ替えては鮮やかにして楽しんでいるそうです。他にも、いろいろと教えてくださいました。

ヨモギは、大きなものを作る時に、ボリュームを出すために使う。
ヒカゲノカズラは最近あまり見ない。
ほおずき、唐辛子の色は抜けない。
モクレンをグリセリンに3日間浸けると、革のようになって風化しない。枯れたものではダメ、生過ぎてもダメ。

高橋さん指導によるドライフラワーリースづくり体験教室は1人〜20人まで、約2時間でお一人様3,500円で承ります。TEL:0279-97-3265(エバーグリーン)
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場にリース作り体験の講師として行くこともあります。

芸術肌の高橋さんはインスピレーションが湧く日には絵はがきを書きます。
その絵はがきがまた素晴らしい!

行ったことの無い、見たことも無い風景が、筆をとると浮かび上がってくるそうです。なんて感性豊かなお方でしょう!

他にもいろんな種類の作品がありましたが、みんな人にあげてしまいました。細めの石でに絵を描き、箸置きをよく作ったそうです。石の絵は上からニスを塗るので、アクリル絵の具で無いとうまく仕上がらないそうです。