『ねどふみ』からやるこんこん草履づくり 第一回(全三回) 【2013年度 ものづくり伝道師 浅間・吾妻塾】

スゲ狩り

入山根広の「ねどふみの里」に集合し、ねどふみの里保存会の方々の案内で山にスゲを刈りに行きました。黒岩みつさんが鎌に縄を巻いて刃を防御しています。おお、そこにもスゲ縄が。

車で約5分。秘密の入会地へ到着。かつては野反池に採りに行っていたらしいですが、今は国立公園の規制が厳しく採取が禁止になったので、根広の近くで採取します。しかし、他の集落が『ねどふみ』をやめてしまったので、材料に困ることはなさそうです。

群生している中で、当然ながら素姓の良いスゲを刈り取り、残ったものは刈り払ってしまいます。そのままにしておくと来年、枯れたものが立っていて邪魔なのだそうです。

もう、充分な量が取れたはずですが、この場所はスゲの育成状況が良いので、富士子さんのスゲ刈り魂に火が付いてしまいました。この場所を刈りつくすまで止めてくれそうにありません。

スゲ刈り―スゲ干し作業が一通り終わったところで、おばあちゃん達と義司さんに聞き取りインタビューしました。