『ねどふみ』からやるこんこん草履づくり 第二回(全三回) 【2013年度 ものづくり伝道師 浅間・吾妻塾】

ねどふみ

スゲ縄ない

「『ねどふみ』からやるこんこん草履づくり」
http://ecotourism.or.jp/monodukuridendoushi/nedohumi.html

の二回目は、いよいよ『ねどふみ』であります。前回、刈り取ったスゲを尻焼温泉が湧き出る長笹沢川の川床にしばらく漬けておくことで、スゲのしなが良くなり、縄にしたりムシロにしたりしやすくなるのです。この『ねどふみ』があるから根広のこんこんぞうりは他で作っているものよりもひと味もふた味も違のです。

しかし、現在は危険な川床には行かずに、「ねどふみの里」に引いてある温泉(足湯)に漬けて、安全にねどふみを行っています。

最後の写真、この紅白こんこん草履写真は、なでしこジャパンのために作ったそうで、クライアントは材料の布を送ってきて、電話で打合せして完成品を送ったらまた要望をもらったりして、かなり時間がかかったそうです。それでも合計20足くらい作って送れたそうですから、なでしこジャパンの皆さんが海外の宿舎で過ごす時に、もしかしたらこのこんこん草履をはいて過ごしてくれているかもしれません。なんだか嬉しいですね。