菅原神社の太々神楽(東吾妻町岩下)

「吾妻町の民俗芸能」によると、矢倉鳥頭神社の神楽で使っている面・装束、舞台の飾りなどは、この菅原神社から借りているそうです。そして矢倉鳥頭神社では古くから神楽は奉納されていたはずであるがどういう訳か一時とだえ、大正五年(1916)に岩下菅原神社、郷原榛名神社と共に松谷神社の大講長関庄八氏から神楽三十六座の伝授を受けました。その講習の場所は岩下の北野館(菅原神社の中にある?)だったということです。

もう一つは、青梅市の御嶽神社 → 松谷神社 → 岩下菅原神社と伝わった神楽は、昭和 30 年頃(1955)には長野原町与喜屋の養蚕神社伝授されているということです。

「岩戸の舞い」が好きです。天照大神を何で表しているかや、手力雄命がどんなお面をかぶってくるかなど、それぞれ違っていて面白いです。