「ねどあげ」とこんこんぞうり編み 実施(1組目)

「ねどあげ」し、すぐに次のスゲ束を「ねどふみ」します。


こんこんぞうりづくり

全三回の連続講座、「『ねどふみ』からやるこんこん草履づくり」
http://ecotourism.or.jp/monodukuridendoushi/nedohumi.html

の最終回は、2週間前に温泉に浸けておいたスゲを引き上げる作業と、前回編んだスゲ縄を芯縄として使って「こんこん草履」を編みます。

『ねどふみの里』の足湯に浸けておいたスゲは、先に半分「ねどあげ」しておいて、今日、私たちがこんこん草履で使う芯縄をなっておいてくれていました。シートをはぐと、ぷ〜んと匂いが漂いました。ああ、納豆の匂いに似ていますね。

旧六合村根広では、今も昔も、農作業のない冬の間はずっと、奥様の家での仕事はわら細工、すげ細工になるわけですから、今日ねどあげした量では足りません。あげたら、すぐに次のスゲ束をねどふみします。

そのあと、こんこん草履を作りました。こんこん草履は自宅で、家庭仕事の合間を見て一人でコツコツと作る作業ですから、作り方は各家庭でそれぞれ違います。先生二人に挟まれてしまうと、大変なことになります…