今年度最後の「ものづくり塾」は、昨年も実施した『平草履づくり』です。
草履づくりに関しては既に今年は、根広の「ねどふみの里」で、『ねどふみからやるこんこん草履づくり』を行いました。しかし、根広の『ねどふみ』に関する一連の作業を、当地を訪れる旅行者に対して私たちが指導者となって体験を提供するのは、根広に住んで集落の一員とならない限り無理なことでしょう。なので、最も古くさく、手間のかかる、根広の“元祖”的なこんこん草履は、地域住民として記憶を伝承するために学んでおいて、来訪者にはもっと簡単に、作って持って帰れる体験商品があった方が良い訳であります。
後付けの理由ではありますが、そういうことで、平草履の作り方は世立で習い、体験指導者を目指します。