墓のある正覚寺は普通の訪問者だと見つけるのが難しい立地です。山門は非常に立派でした。また、寺の入口付近に小松姫の墓の案内地図がないので、聞ける人がいない場合はうろうろとすることになるかもしれません。
小松姫の法名は大蓮院殿英誉皓月大禅定尼と書くそうで、一般的には大蓮院殿と呼ばれています。佐野の犬伏で関ケ原合戦で敵味方に別れることを決意した真田父子。上田に帰る途中に昌幸と信繁(幸村)が「孫の顔を見たい」沼田城を訪れた際、小松姫は二人の入城を拒んだほどの女丈夫でした。諦めて昌幸らがこの正覚寺で休息をしていると、小松姫は子供たちを連れて現れ、昌幸の所望を叶えたとか。
極め道の女将さんのようなお人だったらしいです。前から尊敬していて、いつかお詣りしたいと思っていました。