遊歩道アプトの道を歩く − 碓氷峠鉄道施設群を訪問 − 熊ノ平〜めがね橋〜旧丸山変電所〜横川駅

通称「めがね橋」として親しまれている煉瓦アーチ橋で径間(アーチ)数4、長さ 91 m、高さ 31 m でわが国最大規模の煉瓦づくりアーチ橋です。200 万個以上の煉瓦を使い、わずか7ヶ月間で作られました。明治 25 年( 1893 年)に完成し、アプト式鉄道を支えてきましたが、昭和38年( 1963 年)新線開通に伴い廃線となりました。明治 27 年の補強工事で支柱も太くなり、アーチ部分も以前より厚くなりました。平成5年に国の重要文化財に指定され、平成 13 年廃線敷を利用した遊歩道「アプトの道」として整備され、現在は橋上を歩くことができます。