吾妻真田忍者 唐沢玄蕃(からさわげんば)と割田下総(わりたしもうさ)の墓


『戦国真田の岩櫃城跡探検隊 第八弾 真田の忍たち 栄光と悲しみ』にて。

当代最高の忍であった唐沢玄蕃と割田下総でしたが、天下泰平後は召抱えられることはなく帰農していきましたが、出浦上総之介や鹿野和泉は真田家臣として残りました。しかし、そのように俸禄にありつき武士として長らえた者達も1615年、沼田真田家お取りつぶしであえなく浪人となりました。…戦国時代、殺し合いに生きた者達の末路とは、どうあっても人並みの幸せに浸る事はできなかったのですね。戦争の虚しさというか、現世のできごとは全て夢幻かな…と、一行はしばし感傷に浸りました。