『王城山』登山(奥宮参拝)と『王城山神社』探索エコツアー 〜 吾妻最大のカタクリ群落、林の『カタクリの里』鑑賞付き

長野原町指定天然記念物、王城山神社神杉は、目通り 4.64 m、高さ 36 m で樹齢 400 年と看板に書いてあります。この計測値が昭和 49 年9月 21 日( 40 年前)の天然記念物指定時の値なのか、平成元年 11 月( 25 年前)に看板を設置した時の値なのか、解りません(それは問題)が、今の値を測ってみました。すると、目通りで 4.93 m、周囲で約 30 cm 大きくなったことになります。直径では 9.6 cm、半径では 4.8 cm 肥大成長したと。40 年で半径 4.8 cm ならば1年間に 1.2 mm の年輪幅で成長中である、ということになります。

群馬県の祭り・行事−群馬県祭り・行事調査報告書−(群馬県教育委員会発行)の王城山略縁記によると藤原行盛は大変に信仰が厚い人だったらしく、ある時、難戦の際に矢除けのお守りで命を救われたことがあり、領内の勘場木場(大津のあたり)に日本第一大軍神である信州諏訪大明神を勧請したそうです。またその後、真田一徳斉(幸隆)が別当(下社、今の王城山神社でのことか?)において、37 日男子誕生の護摩供を修行せし処、男児出生したとも記されています(真田信綱のことか?!)。