史蹟 小栗清水 (中之条町入山)

史蹟 小栗清水


この上約150mを左に折れたところに清澄な湧き水があります。明治維新の動乱に際し権田村(現・群馬県倉渕村)に隠棲した小栗上野介主従は、明治維新軍に罪なくして殺されました。夫人道子・母堂らは慶応四年閏四月村人に護衛されて権田を脱出、当村和光原(ヤマニ方)に逗留の後、野反湖畔より新潟・会津へ逃れる途中、この清水で渇を癒したといわれています。後年当村民が当時を偲び、小栗清水と名付けました。

平成十二年十月
  山田正人(和光原)
  小栗上野介研究会(倉渕村)

「イワスゲ」を探しに野反湖への国道沿いを探索中に、気になる看板を発見。「史蹟 小栗清水」と書いてあります。

少しのぼると確かに二手に分かれます。ここを左に。

小栗清水の看板がありましたが、…湧き水というよりも溜まり水っぽいです。味見は止めておきました。

もうパワースポットではないかもしれませんが、記録としてここに残しました。