長野原諏訪神社

長野原諏訪神社に行くと、たまたま、明日から(4/26-4/27)は春祭りがあるらしく、綺麗に飾られていました。

ここは、西吾妻最大の合戦だったといわれる「長野原合戦」があった場所とされていて、境内の石碑にはこう書いてあります。

長野原諏訪神社境内の石碑より

永禄六年九月下旬幸隆公の舎弟長野原城の大将常田新六郎隆永の城兵は農繁期のため小勢だった琴橋須川の橋を落し寄手を防ぐ城兵を岩櫃城主斎藤越前守は白井長尾の援兵を請羽尾入道海野能登守を大将に王城山から5百余騎鉄砲を打掛材木を伐り須川を埋めて押し渡り斎藤弥三郎は三百余騎で湯窪口から攻め寄せて諏訪明神の社前で西吾妻最大の凄絶な合戦が展開したが多勢に無勢闇に紛れて敗退した、しかし斎藤越前守没落の端緒となった長野原合戦の地である

 昭和六三年十月吉日 撰文鈴木広義 揮毫依田忠雄

短い参道に三つも鳥居が並んでいて、最後の鳥居の裏には「2013年9月8日 2020年オリンピック開催都市が東京に決定」と書いてあります。ビックリしました。

この神社は鳥居が並んであり、どうして社頭が二つあるのかな?と思っていたら、こちらは大国魂神社(おおくにたまじんじゃ)でした。同じ境内を使うケースはよく見ますが、社頭を別に造成してあるのはあまり見たことがありません。忠魂碑もありました。

曲がった屋根の造りは唐破風(からはふ)というそうです。格式高く見えますね。